2017年1月17日火曜日

アイナック国際アウトドア専門学校

今年もやって来ました、新潟県関川村!
久しぶりに雪もたくさんあって、住んでる人には大変だけども、昔の通りの冬景色だとなぜだかホッとする。

今年の生徒は3年生1人、1年生二人。
せっかくの専門学校なので他ではなかなか習えないルートセットの実習がメイン。
全国でジムがどんどん増えているけどそのほとんどは手軽なボルダージム。
ボルダー課題のセットができる人はたくさんいるけど、ルートセットできるセッターは実は昔も今もそれほど人数は増えていないのでは?というのを実感している。
いろんな理由があるだろうけど、ロープワークをはじめとする非常に膨大なスキルが必要なのが一番の理由だと思う。
若者がそおゆう面倒臭いことをやりたがらないのは世の常。
ぶら下がりは腰も痛くなるし、出来上がったルートもボルダーの派手なムーヴに比べたらかなり地味だしね(笑)

でも、クライミングってやっぱりデカイ壁や威圧的な壁をどこまでも高く登っていくのが本質であって、王道だと思っている。
そんな壁を華麗にアレックス.オノルドのようにフリーソロで身軽に登れれば良いのだけど、まあ普通はそうはいかないのでロープ使うんだけども。

安全に、かつ迅速に、そして確実に自由に壁のなかを動き回れるようになるには、やはり相応の経験値を必要とする。

自分はジャパンツアーやアジア全域での国際大会のセットや、平山大先生の撮影で世界中でぶら下がるチャンスがあったから恵まれていたけど、
普通のクライマーにはなかなか強い目的意識がないとロープワークのスキルを上げるチャンスは、無い。

なので、せっかくお金払って入学したんだから、卒業後はどこに出ても恥ずかしくない技術を身につけて羽ばたいて欲しい!
という愛を込めた気持ちで、明日もあさっても、3人の腰には頑張ってもらいますよ(笑)

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