2015年10月30日金曜日

七五岳初日

初日はアプローチ。
今年の夏の台風の被害は甚大で、本来の湯泊林道ゲート前から歩くことに。
歩きでも少し難儀するぐらい、土砂崩れや地滑りが10ケ所以上ある。なかにはエイハブ船長の岩ぐらいのボルダーが沢の頭上にいまにも転がってきそうだったりしてヒヤヒヤもの。
荷物は思ったより重くてたぶん30キロ近くある。
7.8キロある林道歩きで完全にバテる!
屋久島では登山道のことを、歩道と呼ぶが、湯泊歩道にはいってから20~30分登ったところで七五岳直登コースというのが左手に分かれていて、そこで水を満タン3リットル汲む。さらに重い。
地元のガイドさんが上のベースとするミノの小屋跡の水場はここのところ雨が降ってないから枯れている可能性がありますよ、と貴重なアドバイスをいただいたので助かる。
水がなければ上で滞在できないけど、3リットルあればなんとか3日は頑張れるだろう。
コースタイムから遅れながらもなんとか4時過ぎにベースに到着。
真新しいエスパーステントを張り、すぐに水場確認。
やはり、枯れている。
50mほど降りると岩清水が苔の間から染み出している。これに小枝を刺して誘導。
ポタリポタリとコッヘルに落ちる。
成功!
一時間ほどで250ミリリットル溜まる。
しかし!
ヒルみたいなのがウネウネ動いていたり、やたら不純物が多いので生では飲めない。
まあ昼間に溜めといて、朝晩の飯とホットドリンクには使えるので、担ぎ上げた水を行動用に使うことにする。
久しぶりのボッカに、夕飯後すぐに横になってしまった。
なんと1800就寝(笑)

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